共同管理者契約

SASおよびEBの共同管理契約の骨子に関する情報

共同管理者契約:サマリー

SASおよびEBの共同管理契約の骨子に関する情報

当社、Scandinavian Airlines System Denmark-Norway-Sweden(「SAS」)およびSAS EuroBonus AB(「EB」)は、SASのロイヤリティプログラムであるSAS EuroBonus(「EuroBonusプログラム」)に関連する個人データの処理の目的および手段を共同で決定しています。

処理の目的および手段を共同で決定することにより、SASとEBはGDPRに準拠した共同管理者として機能しています。当社は、EuroBonusプログラムに関連する個人データの共有についての共同管理者契約を結んでいます。
本情報の目的は、この契約の骨子をご提供すること、具体的には、GDPRの下で当社の義務を遵守するために当社が各々の責任をいかに決定し、割り当てるかを記述することにあります。

本概要は、情報提供という目的でのみ提供され、かつ、共同管理者契約の全てを示したものではないことにご留意ください。これは、データ対象者との関係におけるSASまたはEBの義務を規定すると解釈されるものではありません。EuroBonusプログラムに関連する個人データの処理に関する情報については、プライバシーポリシーをご確認いただくか、データ保護責任者にお問い合わせください

GDPRに基づいた義務を遵守するための責任を割り当てる際に、以下の点を考慮しました:その義務を遂行するのに、どの組織が最適な立場にあるか。個人情報への物理的なアクセス。EuroBonusプログラムの設計と内容に関する決定的な権限。データ主体から期待されること。どの組織がパートナー企業との契約を保持しているか。どの事業者がデータ処理業者との契約を保有しているか。

SASおよびEBは、各関連法域におけるプライバシーおよび個人データの保護と処理に関するすべての適用法に基づいて、それぞれの義務を常に遵守するものとします。

1 個人データの処理に関連する自然人の保護および当該データの自由な移動、ならびに指令95/46/ECの廃止に関する欧州議会および理事会の2016年4月27日の規則 (EU) 2016/679(一般データ保護規則)

私たちは、共同管理者の取り決めにより、個人データを処理する手段の目的を共同で決定しました。SASおよびEBはそれぞれ、個人データが特定の、明示的かつ合法的な目的のためにのみ収集され、適切で関連性のある、各自の目的を満たすために必要なものに限定されることを保証するべく取り組んできました。

個人データを処理する際、SASとEBはそれぞれ、個人データを次のとおりに確保する責任を負います。データが公正かつ合法的に処理されること、収集された目的と相容れない方法で処理されないこと、常に正確であること、適用法により求められていない限り、合意した目的を遂行するために必要な期間を超えて保持または処理しないこと、また、個人データの安全性を確保する適切な方法によってのみ処理すること。

SASおよびEBはそれぞれ、個人データの処理に関し、適用されるデータ保護法に基づいた適切な法的根拠があることを確保します。また、法的根拠を修正する前には、相互に協議するものとします。

SASおよびEBは、GDPR第13条と第14条に基づく個人データの処理についてデータ対象者に通知する義務を認めます。また、かかる情報のすべては常にプライバシーポリシーに反映されなければならないことに同意します。SASは、プライバシーポリシーをwww.flysas.com/en/legal-infoで常に閲覧できるようにする責任があり、EBは、プライバシーポリシーの内容がEuroBonusプログラムのもと個人データの処理に正しく反映していることを確認する責任があります。

SASまたはEBが同意に基づいて個人データを処理する場合、データ対象者から同意を得た組織が、個人データの収集前にデータ対象者に対し、同意を撤回する方法に関する情報を含め、関連情報を提供する責任を負います。

SASおよびEBは、適用されるデータ保護法の下で、データ対象者がその権利を行使できるようにする責任をSASが負うことに合意しています。これには、データ対象者のアクセス要求に関する手順の文書化、および適用されるデータ保護法により課せられる制限時間内で要求に対応するための手順が含まれます。

さらに当社は、適用されるデータ保護法に基づいて権利の行使を希望するデータ対象者が、プライバシーポリシーで指定されているとおり、dataprotectionofficer@sas.se宛にEメールで担当者にリクエストを送信するものとすることに同意しました。

共同管理者契約の下で、個人データがプライバシーポリシーに定められるところに従い、第三者と共有される場合があります。データ処理者および第三者の管理者に関しては、データ処理契約を締結した、あるいは個人データを第三者管理者に転送するSASまたはEBが、EU/EEA圏外への個人データの合法的移転に関する規定を含め、かかる処理者または第三者管理者に関連して適用されるデータ保護法の遵守に責任を負うものとします。

当社は、SASおよびEBのデータ保護責任者を指名し、データ対象者のための連絡窓口として、また共同管理者契約に基づくあらゆる処理活動に関する管轄当局への窓口として指定します。この窓口へはdataprotectionofficer@sas.se宛にご連絡ください。ただし、当社は、データ対象者および管轄当局が、希望に応じてSASまたはEBのいずれかと連絡を取れることを承認します。